待機中の給与はどうなるか。SESの待機で確認すること
SESでは案件の切れ目が必ず来ます。契約が更新されなかった、プロジェクトが終わった、次の案件を選んでいる間。この期間を「待機」と呼びます。待機中の扱いは会社によって大きく違うので、入社前に確認しておく項目のひとつです。
雇用形態で、まず分かれる
- 正社員(無期雇用):雇用は続きます。待機中の給与の決め方は会社ごとで、通常どおり払う会社、一定割合に減る会社、固定額になる会社があります。
- 業務委託(フリーランス):案件がなければ収入はありません。単価の100%に近い額を受け取れる代わりに、待機のリスクは自分で持ちます。
正社員の場合、会社の都合で休業させるときは、平均賃金の60%以上の休業手当を払う義務があります(労働基準法第26条)。これは下限で、実際にいくらになるかは会社の制度次第です。
待機中の給与の4パターン
| パターン | 中身 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1. 通常どおり | 稼働中と同じ月給が続く | 期間の上限。上限を過ぎたらどうなるか |
| 2. 一定の割合 | 稼働中の給与の◯%(例:60〜80%) | 割合の根拠が、額面か支払総額か。いつから下がるか |
| 3. 固定額 | 基本給だけ、または待機時の保証額 | 金額と期間が書面にあるか |
| 4. 休業手当の下限 | 平均賃金の60% | これより低い制度は法律上できない |
業務委託(フリーランス)は案件がなければ収入はありません。
待機が長いと解雇されるのか
正社員の解雇には、客観的に合理的な理由と社会通念上の相当性が必要です(労働契約法第16条)。待機が続いているというだけで解雇できるわけではなく、会社には案件を探す努力が求められます。一方で、待機中に退職を勧められることは解雇ではないので、応じるかどうかは本人が決められます。面談では「待機が◯か月続いたら何が起きますか」と期間を区切って聞くと、答えが具体的になります。
面談で聞くこと
- 待機の定義:案件終了日の翌日からか、一定の猶予があるか
- 待機中の給与:通常どおりか、何%か、固定額か
- 期間の上限:何か月まで続くか。上限を超えたらどうなるか
- 待機中にやること:学習、資格、社内業務。給与の条件が変わるか
- 次の案件の探し方:会社が探すのか、本人も動くのか。提案までの平均日数
待機が少ない会社の見分け方
紹介できる案件の数と、営業の体制です。案件が多く、提案が速い会社ほど待機は短くなります。「待機者ゼロ」と言う会社には、ゼロにするためにどんな案件に入ってもらっているか、本人が選べているかを聞いてください。
Rezonの場合
正社員なので、案件の切れ目でも雇用は続きます。待機は契約終了日の翌日から数え、待機中も、待機に入る直前の月給(基本給+業績手当)を全額保証します(前給保証)。賞与がないので、待機を理由に後から差し引くこともありません。2026年9月末の時点で待機は0人です。待機中は次の案件の面談のほか、学習や資格、Claude Codeの研修に時間を使えます。待機中でも案件は単価を付けて複数出し、受けるかどうかはあなたが決めます。
自分の単価で、数字を出してみる
シミュレーターは採用ページにあります。面談は選考ではないので、聞くだけでも構いません。
