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SESの単価と商流。自分の単価はどう決まっているか

株式会社Rezon / 2026年10月時点の情報です(10月28日更新)

SESの単価は給与の元になる数字なのに、本人が知らないことが珍しくありません。どう決まって、どこで減っていくのかを書きます。

単価とは何か

所属会社が、エンジニア1人の稼働に対して契約相手から受け取る月額です。エンド直ならお客様(エンド企業)が、間に会社が入るときは直接の契約相手が払います。多くの契約に精算幅(たとえば140〜180時間)があって、下限を下回ると控除、上限を超えると超過分の支払いが発生します。単価は、スキル、経験年数、担当する工程、商流の深さで決まります。

商流とは何か

お客様から、エンジニアが所属する会社までの間に入る会社の列です。

  • エンド直:お客様と所属会社が直接契約している
  • 元請直:お客様 → 元請(一次請け)→ 所属会社
  • 二次・三次以降:お客様 → 元請 → 二次 → 三次 → 所属会社

間に会社が入るごとに、その会社の取り分が引かれます。お客様が100万円払っていても、所属会社に届くのが70万円、ということは普通に起きます。所属会社の還元率がいくら高くても、届く単価が低ければ手元は増えません。これが多重下請けの問題で、Rezonがなくしたいと思っている構造です。

年収と単価の目安(Rezonの実績)

経験年数別の業界統計はないので、Rezonの実績を載せます。Rezonの月給は単価で決まるので、いまの年収から、同じ年収になる単価を逆算できます。右の列は、いま社員が稼働している契約(正社員の40件、2026年10月・社内集計)のうち、その単価以上のものの割合です。月単価は「年収÷12×1.193÷0.83」を切り上げた額です。

いまの年収と、Rezonで同じ年収になる月単価と、稼働中の契約のうちその単価以上の割合
いまの年収同じ年収になる
月単価
稼働中の契約のうち
その単価以上
400万円48万円92%
450万円54万円75%
500万円60万円50%
550万円66万円20%
600万円72万円10%

実際に稼働中の契約40件の単価は、〜49万円が4件、50〜58万円が15件、59〜69万円が15件、70〜79万円が4件、80万円以上が2件で、中央値は59.5万円です(2026年10月時点・社内集計)。最新の分布は数字で見るRezonに、案件は案件一覧にあります。

自分の単価を知る方法

所属会社に聞くのが一番確実ですが、答えない会社も多いです。「自分の契約単価と、そこから給与までの内訳を教えてほしい」と、給与の決まり方として聞くと答えが返りやすくなります。それでも分からなければ、同じ工程・同じ経験年数の案件単価(求人サイトや、SES会社が公開している目安)から見当をつけるしかありません。

単価を上げる3つの方法

  1. いまの案件で交渉する:担当する工程が広がった、リーダーを任された、といったタイミングで、所属会社が参画先と交渉します。交渉してくれる会社かどうかが、そもそも会社選びの材料です。
  2. 単価の高い案件に移る:案件を自分で選べる会社なら、単価を見て移れます。
  3. 扱える領域を広げる:クラウド、データ基盤、生成AIなど、単価の高い案件が増えている領域に入っていく。

Rezonの場合

契約単価は面談の時点で案件ごとに伝えます。間に入る会社の名前と数も同じときに伝えます。会社の取り分は単価によらず17%なので、単価が上がれば同じ率で給与が上がります。採用ページにシミュレーターと案件例があります。

自分の単価で、数字を出してみる

シミュレーターは採用ページにあります。面談は選考ではないので、聞くだけでも構いません。

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